選ぶもの

 天童荒太の家族狩りシリーズを読んでいる。はっきり言って面白いと思っていない。だが、登場人物の中で摂食障害の女の子が登場するので気になって読み続けている。
 ワタシはいつも「リセットボタン」と「即効性の返答・目で見えるもので」を求めている。そしてそれを最大の逃げ場にしている。この「家族狩りシリーズ」にはワタシのような人がたくさん出てくるのだ。気持ち悪い。「最近の人」とか「現代人は」というひとくくりにしてしまうことはとても危険なことだがなんて幼くて勝手なさみしがり屋なのかとがっくりする。もちろん自分も含め。