姉妹の食欲&欲望

 数日前に姉に遊ぼうよ〜と誘いの電話をかける。「たとえば!どんな遊びが?」との問いにふと友人がこの連休にバーべキュウに勤しんでいることを思い出した。「・・・バーべキュウとか・・・」「バーベキュウ!!!いいね!やろう!」・・・即決。
 というわけで朝の雨なぞ姉の気合で吹き飛ばし「即決バーべキュウ大会」は決行となった。メンバーはワタシ達姉妹と姉の同僚の方々の4人である。待ち合わせをし出会った姉がニコニコしながら「バーべキューコンロも買ってきたから!」な、なに???いつの間に・・・恐るべし・・・
 午前中はそれぞれ仕事があったためスタートの買い物が昼過ぎとなる。公園は既に満腹でいい酔い加減のバーベキュウパーソンズに溢れていた。子供達はそんな大人達をさっさと放り出し遊び回っていた。やっと場所を確保して準備に取り掛かる。しかし!!!!姉の同僚の方々がやってこないのである。どうやら場所が分からないらしい。携帯を片手に姉が探しに行く。その間にワタシひとりで準備を黙々進行していく・・・ここ!ここで!きゃあ、きゃあ、いいながらみんなで準備するのではないのか???それが楽しさのひとつではないのか・・・おなかもすいて準備をしつつツマミのチーズやお菓子をフライング。
 みんなで高校生のようにお肉を食し、満足する。
片付け(こんどこそ!)は全員でさっさか行う。「こんなに簡単に出来ちゃうんだねー」とみんな大喜びであった。
 しかし!ちがーう!!!
ワタシがやりたかったのは名作「ビバリーヒルズ青春白書」でやっているようなパーティちっくなヤツである。もちろん最後はコテコテのデザートで〆る。
 帰りの車の中でファブリーズをお互いにかけながら姉に訴えると「『このチキンにはこのソースがばっちり合うのよ!』とかいう感じね。じゃ、次回はそれよ!ひとまず、今日のところはさっぱりとサーティワンで口直しだな!」とサーティーワンへ直行したのだった。
 さっぱり・・・???
 胃袋姉妹・・・