後輩が入るということ

こんなに仕事が出来ないワタシでも、後輩が出来るようになりました。ボスのアシスタントが増えるというわけね。
と、いうのも先日会った人が初めての方でご挨拶を。そしたら「あっ!あなたが!」と言われ、はて?ワタシはあなたのこと存じ上げませんが?そしたら、違う現場でボスと一緒で「アシスタントをやらせて下さい!」と言ったところ、ボス、私の連絡先を渡し「この子に私(ボスのこと)を聞いてみなさい」と言ったらしい…「よくお名前が(ワタシ)が出るんですよ」とのこと。お馬鹿で宴会幹事がうまいって言っているでしょう?ときいたところ、否定されず…
また違う現場に入っていた助手が散々怒られて「じゃあ辞めろ!」と言われてあっさり辞めたらしい…
周りの人々はあれだけ怒られても続いているワタシは、ある意味すごいね。と褒められていたよ。そして前々回ご一緒だった出演者からよく働いていた、よく働く制作だった、宴会では楽しいかったと御評価を頂いたらしいが…全く演出と関係ないではないかっ!それを聞いていた他のスタッフも大爆笑だったが。

そして今の現場では後輩になる子と一緒に。あー私もこう見えるんだろぅな、それはいかんだろぅ、気分で怒らないように、怒らないように…等。今まで見えてこなかった自分と現場の景色が見える。
それにボスが教えた研究生たちの終了公演が本当によかったの。オーソドックスだけど作品がよく見えてくるし。大きな演目よりもずっとボスの魅力が溢れていた。

大馬鹿者!と怒られても、報告の電話をするのが怖くてヘルペス大発生になっても、ボスの視点で作品と現場を見れるまでは、ボスのアシスタントでいようと思う。私はやっぱりオペラが好きなのだ。たくさんの人から愛される舞台を造るボスについていこうと思う。その先に行き着くのが演出家か制作か舞台監督助手か、どのポジションかはわからないけど。
つーか!演出本格的にやってないから評価も出てないけどね。