美空ひばりを聴こう
美空ひばりは本当に「歌」がうまいなあ、と生意気ながら思う。
言葉がきちんと聞こえるでしょ?なんと歌っているか1回聞いただけでわかるじゃない?単語の羅列ではなく、言葉が音楽とが混ざり合う気持ち良さというのだろうか。
最近は美空ひばりが歌ったジャズアルバムを聴いている。英語の発音もきれいだ。日本語訳になっている歌もあるのですが、これがまた、いい。日本語が美しく聴こえる。
美空ひばりの歌は、そんなに深かったり、凝っている歌詞ではないのだがじんわりと沁み込んでくる。ひとつひとつの音がいい。音が熱い。そして音が崩れたりふらついたりしない。
伸ばした音がまたいい。ぶれない。
それでもって、歌っている顔が好き。瞳がキラキラしている。自己陶酔してない。聴いている人をしっかりつかまえて向かってくる。テレビで見ていてもぐぐーっと心をつかまれる。
歌がいいのかしら?
でもカバーアルバムを聴いてもちっともいいと感じないのね。美空ひばりの歌を聴き込んでいるワケではないのだが、全然違うのね。
不思議というか、当然というか。
- アーティスト: 美空ひばり
- 出版社/メーカー: 日本コロムビア
- 発売日: 2005/01/19
- メディア: CD
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