あなどるなかれ!東急ハンズ

 夕方から友人のバック選びに付き合う。池袋ハンズへ。
 な、なんと!友人は迷っているように見えたのもつかの間。
 いつの間にか「決めた。」の一言である。ええええ?????
パルコとか西武とか東武とか三越とか丸井とか見なくていいのかい!!!!
でも、どんなに使っても可愛く見えそうな形とか、ポケットや底の一捻りあって丁寧な細工とか、地味そうに見えて鮮明な赤のステッチとか、友人によく似ていて似合っているなと思い納得。
 ・・・それにしても、すごい即決っぷり。信じられない・・・
 その後友人の家にお邪魔して、またしても夕食をご馳走になる。野菜カレー。美味。
チーズカレーにするか、否かでひとしきり揉めるがやはり最後にはチーズさつまいもカレーに・・・
面目ない。作者の思惑を大きく外してしまうがそれはそれなりに美味しかった。
 少しずつ猫達と遊ぶようになる。今日は猫アレルギーが出ないので「橋の下症候群」にかかっている猫と遊ぶ。一緒に漫画を選びに2階へ行ったりする。が・・・いい気になり過ぎたのか、やはり猫アレルギーが出る。しかも電車の中で発生。目は痒くなる、くしゃみは出る、鼻水止まらず・・・ま、本人(本ネコか?)の前でならなくてよかった。余計な心配かけて「橋の下症候群」に拍車をかけないとも限らないではないか!
 
 何時の頃からか、この友人の空気は常に柔らかく流れ続けている。以前は「絶対効きます」という劇薬や鋭い切り札をたくさん持っていた。今は随分身軽になって、友人の佇まいや視線の先には「情報」や「切り札」ではなく、季節の姿や「誰か」と紡ぐ柔らかな時間を垣間見ることが出来る。掛け値なしに「この人の友人として恥じないように、もうひと踏ん張りしよう。」と思える友人のひとりである。
 しかし、ふと気が付くと頭にきた汚い奴にはジャンジャン「劇薬」を飲ませている。しかも!相手は「飲まされた」という意識がないときたもんだ!怖っ!
恐るべし!隠れサイコキラー★☆★