インタビュウ大会

 友人のひとりが結婚することになり喜んでいた。しかし、準備がスムーズに行かない友人と話をするのだがこれが全く話がかみ合わなかった。なんでだろーな・・・と考える。それはワタシが「結婚」ということを知らないからじゃなかろうか?そもそも「結婚する」ってどんなことなのかしら?と、友人や知り合いの既婚者達にインタビュウ大会となる。奥様もご主人も両方にインタビュウ大会である。「ふーーん。そうなのかーーーわかった。じゃあ、今度はご主人に変わって。」「奥様はいらっしゃる?」という具合である。結婚をしないくても大変面白い話をたくさん聴くことが出来た。
 ご協力頂いた皆様、本当にありがとう。
 しかし、このインタビュウ大会が「俺様★論」を導こうとは思いも寄らなかった。
  
 結婚するのって双方が独立したひとりの人じゃないと成立しないのじゃないのかな。だって!「他人」と一生一緒にいるんだよ!その人の事を一生受け入れて、自分のことを伝えていくんだよ!同じ人に一生だ!自分に嘘をついていたり、結婚を何かの代償にしていたり、ごまかしていたら、そりゃあ!旦那が邪魔になるよ。子供も殴りたくなるよ。娘がセックスの対象になるよ。問題の責任転嫁をし続けるよなー
 インタビュウ大会で「同じ人と一生かあ・・」と思ったが、それってとても楽しいし嬉しいことよ。うふふ。とみんな言っているのだ。いや、決してマゾな友人ばかりではないのだよ。「まあ、こいつかな、と思って」とか「そろそろね」とか「色々あってさあ!」というコメントはひとつもなかった。みんな結婚準備は大変だったけど、結婚したのは本当に嬉しいし楽しいよー!と口を揃えて言っている。いや!のろけているんのではなく!
 
 人の持つ可能性の大きさって凄いと思ったのだが、1×1が無限大になるのだ。そして何かに依存している限り「ひとり」にはなれない。
 辛い思いをしたことが無い人なんていないし、家族にいざこざが無い人なんていないのだ。ワタシは過食嘔吐10年目突入のベテランだが「俺様★論」に至る前までは、なんだかんだと元気になってみても「でも結局は過食嘔吐治ってないしな。」といつもその思いは残っていた。元気になる、しかしどこか後ろめたい、という魂の「滓」は溜まっていくのだ。嫌なもんだよー!でも10年もそんなことやっていると「滓」は物凄い甘い誘惑の塊になるんだよー!スペシャルな言い訳に、他者の関心を掴むのに最適です。そんな関心事で掴んで振り向かせた人は、その程度の関係で終わります。実際終わっていますし。
 

 と、頑張って書いたがタイムリミット!
 つづく。