他者について考えている

 考える、ではなく考えている、日々が続いています。
 きっかけになっているのは友人のひとり。それから先日から途中になってしまっている28歳の男の子の家族殺しである。
友人とメールや電話をしながら「どんなことを考えているんだろう」「何をどんなふうに感じているんだろう」と常に考えている。自分の考えや感情やを優先せず、出来るだけ彼女の思いにシンクロするくらいに。別に遠慮をすることはありません。ただ、ただ、彼女の話をそのまま受けるようにしている。「俺様」ではなくその人を最優先する。彼女にしても28歳の彼にしてもワタシが受ける「情報」は、全体のスケールからすれば本当に一面、または多面にみせかけた破片しかない。「つながる」というのはそれらの破片を受け取るということから始まるのではないだろうか。もちろん、相手を最優先すると言ってもワタシには全く理解出来ないこと、合わないことだってたくさんある。そういう時は、逆に何故そう感じるのかを考える。
 バランスを崩している時、弱っている時、エネルギーが減少している時というのは、相手のかけらを受け取っているよ、つながっているよ、とあらためて伝えることも必要なんだと思った。不安なら思い切って聞いてみればいいと思う。
 28歳の彼は自分の周りに自分の「かけら」でいっぱいになちゃったんだろーなー。でも壁に向かって投げ続け、「誰も受け取ってくれない」と勝手に泣くなーーーー!と思っちゃうワタシはまだまだなんだろうなー