おてがみ と ほん 

 友人からお手紙と本と海のお土産が届く。
びっくりした。仕事に出かける前に手元に届いた。
 お手紙はすぐに読んだのだが、頂いた本はまだ開けないでいる。
途中のドトールで読もうかと思ったがやめた。なんというか、贈ってくれた友人のことを思うと「なんとなく」で開き読めるものではないと思ったのだ。それは現在のワタシの生きながらえている誇りと言うと大げさだろうか。
裏をかえせば今のワタシはそれだけひどい状態なのかもしれない。

 と、書いているとなんだか自分で「悲しみの大海原」に積極的に遭難しているようで虚しくもなる。書いたそばから不一致の気持ち悪さが残ってしまうのだ。

  むむむむむ。

しかし、これは本当のことだが、ありがとう。と、思った。