センスと選択
- 作者: 高山なおみ
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 2006/07/25
- メディア: 単行本
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実は。あんまりこの人の料理には魅かれません。だって。美味しそうに「見えない」んです。ワタシには。
いや。美味しいのだろうな、というのはレシピを読んでいるとよくわかります。
で、この人のはよく知っていたのですがなかなか読んだことがありませんでした。
今回のこの本は高山なおみが自分のお友達の家やらオフィスやらお店へ行き、そこでその人のためにごはんを作っておしゃべりをする、というエッセイでした。面白かったー。相変わらずこの人のお料理にはそんなに魅かれませんでしたが。
わはっはっはっははっはっ。
いろいろな職業の人が登場していました。
それを読み。
現代の若い人って、そんなに捨てたもんじゃないよなーって思います。自分のセンスを磨き、そして人生を選択していく姿は「やるじゃん!」って思います。そういう人達の選択はきちんと周囲の人たちを幸せビックウェーブに巻きこんでいます。「ワタシがそう思うんだからいいじゃん!」ってなわがままさが無い。ああ、選び抜かれた選択肢と逃げるための選択肢はこうも違うのだな、と感じました。
(そういえば…こういう人、身近にいました。うちの一番上の姉です。)
意外と。ヘンなのはおじさん達でボンボンおかしな制度と選択肢を作りひっちゃかめっちゃかにしているんじゃなかろーか。
とはいえ。
ワタシ自身、今ある選択をしようとぐるぐるしている。
親からの「やっぱり」「だからあの時」という言葉に脅えずに、というよりそれらを言い訳にすることなく選択をしていけたらと思う。
「考え過ぎなんだよーー!やってみなくちゃ、実際自分で行ってみなくちゃわかんないんだよー!」
と友人から言われました。
実際。それでひとつ行動を起こしたのですが、それによってこんなに色んなことが起きてくるとは!と驚きの連続です。でも。それらのことって物凄く「実感」があるのです。動いていく物事や周りの人の言葉ひとつひとつを受け入れている実感があるのです。だから妙に落ち着けるのです。
いや…
とはいえ。進行している事は「ひょえええええええ!!!!」って事なんですけどね。
そうそう。
選択ということについて。
もう「大好き」な人以外とはセックスはしたくないな、と思ったのです。と、同時に。人生の選択も自分の身体や本心を見て見ぬ振りをせずに、言い訳や逃げではない「大好き」を選択をしていきたいと思ったのです。
やっぱりさー。
ワタシは「好き」ぐらいじゃ足りないんです。「大好き」じゃないと足りないのです。それが職業に結びつくかというと…むすかしーねー